星を見てみるよー(08.01.12)
 朝や昼には太陽が明るいので星は見えませんよね。でもインターネットツール「星座カメラi-CAN」を使えば、朝や昼にリアルタイムで本物の星空を見ることができるんです。

 今回のイベントでは博物館の中に小さな特設ブースをつくりました。星座観察をしたり、星のお話を聞いたりして、博物館の中にミニプラネタリウムができたようでした。

企画展示室が今回の特設ブースです。中では最初に説明がありました。日本(昼間)から見て地球の裏側(夜)のカメラが星空を映しだしているんですね。今日の夜に見える星空がスクリーンに映し出されます。
右の写真は実際にi-CANで見た画像です。オリオン座がきれいに見えていますね。

星の明るさは一等星、二等星…という表し方をすることを学習し、星座早見盤の使い方の説明を聞きました。いろいろな星座を見つけらるようになり星座観察が楽しくできるようになりました。

カメラを動かして冬の夜空を見ていくと、オリオン座、おおいぬ座、ふたご座…などのいろいろな星座が観察できました。星座の神話や星の名前の由来などいろいろな話を聞きました。この日は火星も観察できたので、星座をつくる星は自分で光っている星、火星や地球は他の星(太陽)によって照らされる星ということも学びました。

カメラを固定してスクリーン上の星座にシールを貼り、その星座のお話を聞きました。
お話を聞き終わってスクリーンを見てみると…
「あれっ!星が動いているよ!」
星は動いていることもしっかりと知ることができました。

そして星までの距離はとても遠いので、今見えている光は過去の光なんだということも知りました。今回は恐竜や化石のお話はありませんでしたが、星も化石も過去のものを伝えているというところではつながっていますね。


今日の夜は何の星座が見えるのでしょうか?